日本患者会情報センター

患者代表募集関連ニュース

2010年10月27日

日本未熟児新生児学会と厚生科研費による研究班がご家族に早産のお子さまがいらっしゃる方を募集しています。

根拠に基づく標準的治療の考え方(仮称) 総意形成会議パネリスト募集のご案内

厚生労働省科学研究費補助金(特別研究事業)「周産期医療の質と安全の向上のための戦略研究」に向けたフィージビリティ研究および日本未熟児新生児学会標準化検討委員会


2004年度厚生労働科学研究(子ども家庭総合研究事業)アウトカムを指標としベンチマーク手法を用いた質の高いケアを提供する「周産期母子医療センターネットワーク」の構築に関する研究(主任研究者:藤村正哲、分担研究者:楠田 聡)によると、出生体重が1500g未満でお生まれになった早産の赤ちゃん(極低出生体重児)を対象とした周産期母子医療センターネットワークデータベースの解析より治療成績の施設間差および診療内容の施設間差が認められ、診療内容の標準化を図ることが、各施設の治療成績の向上の手助けになると考えられました。

そこで、私たちは死亡や後遺症に影響する6つの専門分野について根拠に基づく標準的治療の考え方(仮称)案を作成しました。6つの専門分野というのは、(1)出生前母体ステロイド投与、(2)新生児蘇生法、(3)呼吸管理と新生児慢性肺疾患の予防と治療、(4)未熟児動脈管開存症の予防と治療、(5)新生児感染症の予防と治療、(6)経腸栄養および中心静脈栄養法になります。推奨度の高いものを抽出し、各分野間の整合性を考慮しながら作成しました。

この根拠に基づく標準的治療の考え方(仮称)を基に、全国のNICUに従事されている皆様の診療行動が変化し、その結果、小さくお生まれになった赤ちゃんたちの後遺症なき生存に繋げ、よりよい医療を提供することの助けになるよう、周産期・新生児医療に携わる新生児科・小児科医、産婦人科医、看護職、薬剤師等、臨床現場の皆様だけでなく、早産のお子さんの育児をされているご家族の方等、多くの方々により総意形成を行い、根拠に基づく標準的治療の考え方(仮称)を完成させたいと思っております。

総意形成は意見集約を目指すDelphi法で行います 。私たちが作成した<推奨>への賛成度を各自、投票して頂き、仮推奨についてのコンセンサスを探るものです。意見がまとまらない場合には前回の結果を踏まえて再投票し、これを繰りかえして意見の集約を目指します。

ご家族に早産のお子さんがいらっしゃる方(子育て中の方でも子育てが終わられた方でも構いません)で、小さな赤ちゃんたちのことを私たちと一緒に真剣に考えてくださる方ならば、 どなたでも 参加可能ですが、応募多数の場合は、地域性などを踏まえて選考させていただきます。

【総意形成会議】
2010年11月28日(土) 10:30-17:00

【会場】
東京駅周辺

【パネリスト募集期間】
2010年10月31日まで

【応募・問い合わせ先】
三ツ橋偉子(大阪府立母子保健総合医療センター)
連絡先e-mail:erazo@fc4.so-net.ne.jp 

※応募の際は、お名前、住所、連絡先(e-mail)、年齢、早産のお子さんとの関係、参加動機、をお知らせください。


2010年10月4日
厚生労働省科学研究費補助金(特別研究事業)「周産期医療の質と安全の向上のための戦略研究」に向けたフィージビリティ研究 代表 日本未熟児新生児学会標準化検討委員会 委員長
楠田 聡

東京女子医科大学母子総合医療センター
〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1

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